券外務員資格、ではどのくらいの合格率なのでしょうか?
簡単?難しい?というのを見ていきたいと思います。
それぞれの合格率
まず、JSDAに掲載されている一般受験者の合格率を見ていきます
2019年度
試験種類 | 一種外務員資格試験 | 二種外務員資格試験 |
---|---|---|
受験者数 | 4,633名 | 3,131名 |
合格率 | 67.6% | 65.2% |
2018年度
試験種類 | 一種外務員資格試験 | 二種外務員資格試験 |
---|---|---|
受験者数 | 4,782名 | 3,870名 |
合格率 | 66.1% | 66.5% |
https://www.jsda.or.jp/gaimuin/shiken.html
次に、日本証券業協会の資料を見ていきます。全体の数値だと思われます。
2018年度
試験種類 | 一種 | 二種 | 一種特別会員 | 二種特別会員 |
---|---|---|---|---|
受験者数 | 53,760人 | 15,586人 | 9,212人 | 14,812人 |
合格率 | 46.7% | 52.4% | 30.2% | 43.5% |
2019年度
試験種類 | 一種 | 二種 | 一種特別会員 | 二種特別会員 |
---|---|---|---|---|
受験者数 | 47,153人 | 12,089人 | 8,124人 | 16,086人 |
合格率 | 48.3% | 53.2% | 31.9% | 43.5% |
https://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/factbook20200j.pdf
結果見えてきた、本当の難易度って??
一般と総合のデータは異なる…!
比較してみましたが…一般受験者だけの数値と全体の数値は明らかに異なることがおわかりいただけたでしょうか。
特別会員は一般の方は受験できないのでJSDAでは数値化したものは掲載されていませんでした。
で…一般受験者の方が合格率は高いですよね。
原因はなに??
一般受験者の方は、金融業界へ就職や転職したい人、また普通に自己啓発として取得される方もいると思いますが…自発的に試験を受けている方が多数なので、わざわざ自分で受験料を支払って場所と時間を指定して云々、手間もお金もかかっています。そこまでするので、やっぱり受かりたいし受かるための勉強をしてくる意欲のある人ですよね。
一方全体の受験者は、なんとなく銀行や証券や保険会社に入ったら資格とれとか言われたっていうやる気のない人たちも含まれます。(わたしはこっちでした)
やる気がなくて勉強しなかった…ら…
落ちます。
もし会社から絶対とって!ってプレッシャーがかかっていても、やる気がなかったらさすがに落ちちゃう資格です。
特別会員(所属先がなければ受験できない)の合格率が低いのもそういうことじゃないでしょうか。
難易度はむしろ特別会員の方が簡単と言われています。
会社からの申し込みだと受験料も会社負担、日にちも会社指定の場合が多いので、自分からがんばろうってなかなかならない気持ちはよくわかります。が、何度も落ちたら怒られるので一発で受かるようにしたいですね…
わたしの体感お伝えします
わたしは二種特別会員→二種正会員
を、在職中に取得しました。この合格率を見て、「こんなに低いの?!」と驚くような感じでした。
特別会員と正会員の難易度は変わらないです
特別会員は計算問題がなくて簡単な気がしました。気持ち。
でも正会員の計算問題が難しかったか?というと…両方簡単でした。(当時の感想です)
ちゃんと勉強したら受かります。
ふっつーーーに受かります。
落ちたら差別とかはないですが、え、落ちたの?ってすこし思うかなぁって感じの資格です。難しくないです。
なめてかかるのは一番ダメなパターンですが、難しいと思ってやる気をなくしちゃうのも無駄なことなので、受かる資格だと思ってちゃんと勉強して自信を持って試験に臨んでほしいと思います。