世界遺産検定2級を受験
私が世界遺産検定を受けて合格したのは2021年。
2023年になって友人が試験を受けて合格したので、それまでの道のりやアドバイス、最新の情報などをまとめました。改めて掲載したいと思います。
世界遺産検定の勉強方法は?
過去問とテキストは公式のものがあります。
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しかし、過去問は一冊に掲載されているのは4回分の過去問のみ。
一級と二級は同じ冊子にそれぞれ4回分、8回分の解答が掲載されていることになります。
これ、とっても貴重なんです。なぜなら世界遺産検定は、「問題集」が過去問しかないからです。
直前にシミュレーションしようと思っても、クリアな気持ちで解ける問題集がゼロになってしまうことも。なので、過去問4回のうち1回は最後まで置いておく(本番直前の実力試しに使う)ことをおすすめします。
①テキストを軽く読む
これがまず大事で、どこが範囲なのかだけでも軽く読んで知っておくことが大事です。
例えば行ったことがある遺跡なんかは全部知ってることが書かれていることもあるし、知らなかったことも書かれています。
私の場合、日本の世界遺産の「原爆ドーム」は小学生の時に勉強したし大人になって何度も訪れているけど、元々は産業奨励館だったことや誰が設計したかなどは知りませんでした。また、“負の遺産”って概念もはじめて知った感じです。
こんなふうに新たにインプットすることもあるので、深くではなく軽くテキストを読みましょう。
興味があるところは深く読み込んでいいと思います。
②過去問を解く
軽く一周したら、過去問を解きます。
(私はこの時点で60点とれちゃいました…)
が、油断は禁物です。間違えているカテゴリーはどこなのか、きっちり自己分析をしましょう。
私の場合、世界遺産の概念などや日本の遺産がちょっと苦手ということがわかりました。
③テキストを読み込む
ここでようやくテキストをがちで読み込みます。特にユネスコとは、みたいな部分や(i)~(x)までのカテゴリーなど詳しく勉強しました。
テキストの2/3ほどは海外の遺跡なのですが、覚えきれないので知っている遺跡優先で読み込みました。が、これは良くなかったです…(後述します)
④違う過去問を解く→テキストを読み込むを繰り返す
一回目とは違う過去問を解いてみたのですが、前半の点数はアップしたものの後半の点数はダウンし、60点ギリギリなのは変わらず。
間違えた個所を見ていたら、ケアレスミスだけでなく根本的に理解できていなかった点にも気付いたので心を入れ替えてテキストを読み込みます。
特に適当に読み飛ばしていた遺産で点数を落としていました。今度はそこを中心に勉強しようと思います。
⑤間違えたところを徹底的にノートに書き込んで覚える
私、~国立公園などの自然遺産がかなり苦手でした。なのでノートに書きこんで徹底的に覚えることに。おかげで自然遺産の部分は満点がとれていました。
他にも間違えやすいカテゴリで、建築家の名前や絶滅危惧種の名前などが覚えにくかったためリスト化して覚えました。
最初の「世界遺産とは」のようなカテゴリーではほぼほぼ年代の並び替え問題が出るため、紙を切ってカードを作り並び変えたりして覚えました。これは結構効果的だったと思います。
⑥最後の仕上げに過去問
最後の仕上げに、ひとつ残っていた過去問を解いてみました。
残念ながら、65点でした…その後テキストを読み直しますが、不安なまま本番を迎えることに。
本番では点数が取れました
CBT試験を受けましたが、無事合格していました。
60分ほどで途中退席したと思います。「あとで見直す」というボタンがあるので、これを使えば効果的に見直しできます。
見直し中に思い出したこともあったので、見直しは必須です。
世界遺産検定、1級を受ける?
二級まで受けたので次は一級かな?と思いますが、現段階ではこれ以上は時間がかなりかかりそうなので考えていません。
最近資格試験のモチベーションが落ちていたので、気分転換に受けてみました。